equipment

2023-01-31

Leica M7

■Leica M7 0.58 [保有期間:2007年~2022年]

当時一番ハマってたエルマリート28mmのファインダー枠がメガネかけたまま見える事を優先してファインダー倍率0.58を選んだ。結局のところ、0.58でも枠は見えなかったwww
言わずとしれたM型ライカのフィルム機で電子シャッター採用の絞り優先AEが使えるモデル。布引シャッターはもちろん健在。
このM7を手に入れる以前は、M6で撮りまくってた。M6に特に不満はなかったし露出以外は機械式のカメラで撮るってことにこだわってたこともあってM7を買うつもりは全く無かった。しかし、出会いは突然訪れるもので、しかもいくつかの条件が重なった。
たまたまボーナスが手に入ったその日、出会ってしまった。しかも激安の20万円。
「これ、昨日入ったんだけど、多分明日はココにいと思うよ」
なんて、言われて即断。嫁に内緒で購入した。(嫁に相談して買ったカメラは一つもないのだが・・)

スペックとか、メカメカしい話はどっかで検索すればじゃんじゃん出てくるのでその辺のうんちくは他に譲るとして、M3、M6、M7と同時に所有して使用した一人として、これからフィルムライカの深みにハマろうとするデジカメ世代の若者達に伝えたい。

「手に持って遊ぶだけならM3、いい写真撮るならM7😄」

2022-12-08

ハイブリッド中判カメラ [CFV II 50C]

原材料高騰でフィルム価格高騰の折、フィルムで写真を撮るのはまさにブルジョアな趣味になった。

特にロールフィルムの価格は1本2000円超えで、フィルム中判カメラからの撤退宣言を近いうちに出すことになるだろうと覚悟は決めていたものの、それは想定よりも早くやってきた。国産中判カメラの数台を整理して防湿庫の断捨離を決行したのは、パンパンでフィルターなんかバラバラとカメラの上に載っけたりでみっともなかった防湿庫の良かったのかもしれないが10年以上手元においていたカメラたちを手放したのはあとで後悔しそうで思い出すだけで涙が出そうになる。😥

それでも、数台の中判カメラは残した。
その中でもhasselblad Vシステム 500シリーズはデジタルバックでまだまだ現役で使える中判カメラである。

自分のHasselbladは2013年まで製造された500シリーズの後期モデルにあたる503CWで、フィルムさえ供給されればまだまだ使えるコンディションである。このアナログシステムにデジタルバックを組み合わせてハイブリッド化すれば、今後もまだまだ使えるわけで、こんなカメラ他には無いのかなと。もちろん、露出計は使えないし、センサーの形の制約でアスペクト比は横長で真四角にはならないとか、いろいろ我慢の必要な部分もあるけど、ロールフィルムがなくなってしまってもこの中盤のシステムを使えるというだけでそのポテンシャルは計り知れないのである。

ちなみに、これまでのデジタルバックの価格はHasselbladの純正ではないPHASE ONE製で100万を超えるようなものしかなくて購入するには至らなかったが、Hasselblad純正品でCFV II 50Cが驚異の二桁の金額で登場したことで一気に購入熱が爆発してしまった。

このCFV II 50Cは907Xのシステムの一部として販売されており、最新のXCDレンズを使うことも出来る優れものである。500シリーズとオールドツァイスレンズの組み合わせ以外に最新設計のHasselbladのXCDレンズでも遊べるから笑いが止まらないのである。😆

まだまだこのPlanar F2.8/80mm T*が使える。デジタルバックを交換しながら「フィルム⇄デジタル」で同時楽しむこともできる。

あわてて撮ると水平をしくじってすこし斜めってしまう。失敗すら楽しめてしまうんだよなぁ。😂


でもやっぱり真四角写真がいい場合は設定でスクエアフォーマットへの変更もできる。
解像度も下がるしレンズの中心のみを使うことになるけど自分はぜんぜん気にならない。