原材料高騰でフィルム価格高騰の折、フィルムで写真を撮るのはまさにブルジョアな趣味になった。
特にロールフィルムの価格は1本2000円超えで、フィルム中判カメラからの撤退宣言を近いうちに出すことになるだろうと覚悟は決めていたものの、それは想定よりも早くやってきた。国産中判カメラの数台を整理して防湿庫の断捨離を決行したのは、パンパンでフィルターなんかバラバラとカメラの上に載っけたりでみっともなかった防湿庫の良かったのかもしれないが10年以上手元においていたカメラたちを手放したのはあとで後悔しそうで思い出すだけで涙が出そうになる。😥
自分のHasselbladは2013年まで製造された500シリーズの後期モデルにあたる503CWで、フィルムさえ供給されればまだまだ使えるコンディションである。このアナログシステムにデジタルバックを組み合わせてハイブリッド化すれば、今後もまだまだ使えるわけで、こんなカメラ他には無いのかなと。もちろん、露出計は使えないし、センサーの形の制約でアスペクト比は横長で真四角にはならないとか、いろいろ我慢の必要な部分もあるけど、ロールフィルムがなくなってしまってもこの中盤のシステムを使えるというだけでそのポテンシャルは計り知れないのである。
このCFV II 50Cは907Xのシステムの一部として販売されており、最新のXCDレンズを使うことも出来る優れものである。500シリーズとオールドツァイスレンズの組み合わせ以外に最新設計のHasselbladのXCDレンズでも遊べるから笑いが止まらないのである。😆
まだまだこのPlanar F2.8/80mm T*が使える。デジタルバックを交換しながら「フィルム⇄デジタル」で同時楽しむこともできる。
あわてて撮ると水平をしくじってすこし斜めってしまう。失敗すら楽しめてしまうんだよなぁ。😂
でもやっぱり真四角写真がいい場合は設定でスクエアフォーマットへの変更もできる。