■Voigtlander BESSA T シルバーモデル [保有期間:2000年~2022年]
仕事でデジタル商材を扱ってる事もあってか、その対極的なアナログなものを趣味にしたい気持ちか、はたまたなんでもかんでもデジタル化されていく時流に反抗しかったのか?とにかく機械式であることにこだわった。
このカメラを購入した2000年初頭はNikon D1とかEOSが出たりとか、デジタル機がマーケットを形成し始めた年だった。実際、仕事ではNikonを使い始めてたりしてデジタルカメラの利便性とかデータで記録する優位性もよく理解していた。
だから今更フィルムカメラでもなかろうと思ったし、そんなものになけなしの資本(お小遣い😂)を投下するのはあきらかにおかしいと自覚もあった。しかも一眼じゃなくてレンジファインダーカメラなんか何に使うんだと自問自答しつつもアナログを求める魂を優先して買ったのを今でも覚えている。
その年の子供の運動会でNikonの「デジタル連射式望遠バズーカ砲」でウルトラショットを連発しているどっかのお父さんをみて、嫁が嘆いたもんです。😑
ちなみにこのカメラ、バルナックライカと同じくフレーミングをするためにはビューファインダーを装着する必要があり、焦点距離の違うレンズを交換するたびにビューファインダーも交換するという信じられない手間がかかるんだけど、最新のカメラにはないこのひと手間、この機械操作が楽しいのかもしれない。