equipment

2023-02-04

Rollei 35T

■Rollei 35T [保有期間:2013年~2022年]

購入当時、Rollei35は中古マーケットに大量に流通してて露出計も正常で修理せずに使えるものがたくさんあった。レンズもファインダーも曇りもなく状態はかなりいいものが多かったが、そのほとんどがシンガポール製でドイツ製の方が価格的には数倍していたと記憶している。もちろんだが趣味の貧乏カメラマンである私のRollei35はシンガポール製である。残念。😵
搭載されるレンズはほとんどがテッサーが搭載されているみたいで、中古店で手にとって触ったモデルも全部テッサーだったと思う。けど、ゾナーやクセナーとかいくつかのバリエーションが存在するらしい。
Rollei35の操作系の特徴として、ファインダーと露出計はあるのにピントは目測なので、ピントはある意味カンで合わせるという点がある。自分も手に入れた当初は目測のピントを体得するために、地面に巻き尺で1mおきに物を並べて距離の感覚をつかむというトンデモなトレーニングをやった。
まー、結論としてはシビアなピント合わせを必要する撮影は出来ないカメラであって、逆にそこに神経を持っていかずに、気分や気持ちでシャッターを切るスタイルのカメラだということだろうか。
結局自分の場合はピントはほぼ無限で固定して撮影して近接撮影はしない撮影スタイルでしか使用しなかったが。それはそれで結構いい写真が撮れるもんです。

2023-02-03

Voigtlander BESSA T

■Voigtlander BESSA T シルバーモデル [保有期間:2000年~2022年]

仕事でデジタル商材を扱ってる事もあってか、その対極的なアナログなものを趣味にしたい気持ちか、はたまたなんでもかんでもデジタル化されていく時流に反抗しかったのか?とにかく機械式であることにこだわった。
このカメラを購入した2000年初頭はNikon D1とかEOSが出たりとか、デジタル機がマーケットを形成し始めた年だった。実際、仕事ではNikonを使い始めてたりしてデジタルカメラの利便性とかデータで記録する優位性もよく理解していた。
だから今更フィルムカメラでもなかろうと思ったし、そんなものになけなしの資本(お小遣い😂)を投下するのはあきらかにおかしいと自覚もあった。しかも一眼じゃなくてレンジファインダーカメラなんか何に使うんだと自問自答しつつもアナログを求める魂を優先して買ったのを今でも覚えている。
その年の子供の運動会でNikonの「デジタル連射式望遠バズーカ砲」でウルトラショットを連発しているどっかのお父さんをみて、嫁が嘆いたもんです。😑
とはいえ、それから20年以上が経ってみると、究極の自己満カメラとして購入したとはいえ、長きにわたり家族を撮ってくれたこのカメラは思い入れも半端なく、いちばん愛着のあるカメラだと言えるかもしれない。
ちなみにこのカメラ、バルナックライカと同じくフレーミングをするためにはビューファインダーを装着する必要があり、焦点距離の違うレンズを交換するたびにビューファインダーも交換するという信じられない手間がかかるんだけど、最新のカメラにはないこのひと手間、この機械操作が楽しいのかもしれない。

2023-02-02

CONTAX T2

■CONTAX T2 Titanium Black [保有期間:2020年~2022年]

このカメラ、某カメラチェーン「カメラのK」で奇跡の状態のモデルを見つけて、買うか買わないか・・一晩悩んで翌日購入した。
ポケットに入れて持ち運べる高級機CONTAX T2なのだが、ポケットに入れるカメラは、自分の撮影スタイルでは、完全ににデジカメに移行してたから使用シーンを思い浮かばなかった。
しかし、趣味のランニングでお供にしているGRIII以外に、フィルム機を導入してみたいという誘惑が背中を押してしまった。つまり・・・衝動買いだ。😅
購入翌日、ランニングに持ち出したのはいいけど、1990年製造のこのカメラに防水機能などあろうはずもなく、ポケットの中で汗まみれになり臨終となる寸前で気がついてランニング用から通常用に変更した。(GRIIIも防水じゃないけど、レンズさえ出さなければ汗くらいなら大丈夫:自分調べ)
ちなみに、レンズはSonner 38mm F2.8、このサイズでツァイスのレンズが使えるカメラはあとにも先にもこのカメラだけじゃないだろうか?(だっけ?)
モノクロで撮影すると、Nikonに比べるとシャープで階調がスッキリした写真が撮れる。
Hasselbladで使ってるプラナーと比べても階調がスッキリしている感じがする。
この辺がこのレンズの特性なのかもしれないが、これが自分的にはイマイチ気に入ら無かったというか、もともとランニング用フィルム機として買ったということや、その後のフィルム価格高騰なんかも手伝って使わなくなった。

2023-02-01

Leica M6

■Leica M6 0.72 [保有期間:2002年~2022年]

初めて買ったライカがM6だった。機械式カメラが欲しいけど、露出計を別で手持ちするのはちょっとめんどくさいというのが理由だったか・・・?
当時中古マーケットに一番大量に出てたのがM6だったのが理由だったような気もする。2002年頃、M型ライカの一番人気はM3、その次がM4みたいな、M6はライカ初心者用的な評価だった気がするけど、比較的状態の良いモデルを探そうとすると1984年から16年間も長期製造されて他のモデルよりも個体数が多いM6になるのは必然だったのだろうと思う。
あと、M6には、軍艦部が2.5mmほど高くなってTTL測光が可能になったモデルがある。フラッシュ撮影を使わなきゃ関係ないし、SF-20 でフラッシュ撮影をやってみたけど、特に問題なく撮影できる。(使い方次第なのかも)完全な私感だけど、軍艦部が2.5mmも高くなるのはM型の完成されたファルムをぶち壊すようで許せない。(使ってる人すんません)